新外伝5章「ジュダ「魔戦士ループで何人も同胞が狩られたが、寛容な精神で許してやろう。」」

進捗状況は第5章ももう終わりだけど、色々疲れたので休憩。
さらに分量的にも、今回のレビューは第4章クリアまでとします。今回からはストーリー的には多く語れないのと、ネタバレ自重のためストーリーの項目はなしにして、新しい項目を増やします。
タイトルは、ドーマの塔でセリカ側の魔戦士ループのためドーマ教団狩りで何人も同胞がやられたのに、寛容な面持ちでいるジュダ様の心境を表したものです。どのぐらい寛容かというと、こんな感じ↓。

原作のレビューはこちら↓
外伝第13章「色んな意味でループ」
外伝14章「衝撃の事実」

キャラクター

既存キャラ
  • ルドルフ…リゲル王国皇帝。第4章アルム側のラスボス。原作ではスレイダー顔に髭が生えた感じだったが、今回は外見はガロン、鎧はヴァルハルトといった感じになっている。勿論、原作を知っている人ならお察しだが、性格はガロンやヴァルハルトとは全く違う。ルドルフ戦のマップBGMは神曲なので、是非とも傾聴すべし。
  • マッセナ…ルドルフの側近。最近まで新キャラだと思ってたけど、かわき茶の外伝の会話見てると原作にもいたモブ。確か原作では姿までは確認できなかったはず。外見はスキンヘッドに髭というセルバンテスみたいな感じ。もしかするとセルバンテスを意識したのか、はたまたはセルバンテスの先祖なのか。
新キャラクター
  • リネア…ベルクトの婚約者。ベルクトのことを誰よりも愛して身を案じている良い娘。彼女に降りかかる運命は如何に(意味深)。

魔物図鑑

今回から始まる新コーナー。3DSの下画面に色々情報があって、その情報をタッチすると詳細情報が見られる。原作では何の説明もなく、なんかのクラスの使いまわししかわからなかった魔物も、今作ではどのように解釈されたかも見どころである。

  • 魔人…原作ではただのバロンの使いまわしだったが、今作では外見も設定も作りこまれている。説明によると魔界の騎士らしい。魔物特攻が働くうえ、鎧特攻(鋼の槍の戦技)まで付与されるので、原作よりも弱体化したのではないか。(原作では魔物特攻効かなかった気がする。)

  • ガルーダ…恐山の祠にたまに出る魔物。外見はガーゴイルの使いまわし。スクリーンショットとるの忘れたので、取れたらまたあげます。
  • タイタン…恐山の祠にたまに出る魔物。外見は一つ目になった人外のようなスケルトン。なんでも古代の巨人の亡骸らしい。



因みにこれらの魔物の特性「上級魔物」はディル(魔物消滅の魔法)が効かないという効果。

システム

一応システムじゃないところもあるけど、システムにまとめておきます。

  • 国境の水門を渡った先のアルム側のボスがベルクトに変更。原作ではシーザスというスレイダー顔のボス。
  • 第1章最後で逃げたスレイダーがルドルフ戦前のボスとして登場。彼曰く、リゲル騎士に取り立ててもらったとのこと。ここで倒せばさすがにスレイダーは絶命する。アルムの村に何かしかけようとした素振りはいったい何だったんだ?
  • セリカ側をある程度進めないと、原作ではアルムが竜の山に閉じ込められてしまうが、今回はそんなことはなかった。セリカ側がクリア済みだからか?
  • 状態異常が色々追加。
    • まず疲労状態は戦えなくなるわけではなく、HPの最大値が半分になるというもの。ifでいうところの禍事罪穢状態である。
    • ゾンビがたまに麻痺爪を持っている。麻痺爪はヒットした敵を1ターン動けなくする。いわゆるifでいうところのフリーズ状態。
    • ゾンビがたまに毒の爪を持っている。毒の爪はかなりえぐく、ヒットした敵のHPを毎ターン10減らす。なるべく間接攻撃で仕留めよう。
    • サイレスや終盤のガーゴイルのスキルで魔封じにされることがある。これはその名の通り、1ターン相手の魔法を封じるというもの。つまり、ifでいうところの神風招来状態。
  • ダンジョンで主人公が背を向けた状態で敵が接近すると、バトルで敵の方から行動してくる。背中を敵にとられないように気を付けよう。
  • 鍛冶屋について色々補足。言い忘れたが手に入る金貨や銀貨は鍛冶屋で消費する。さらに暗黒の剣など一部の武器を錬成するとまったく別の武器に変わる。