ポケモン新世界記 第23.5日(ウルトラサン)
もう2017年も終わりですね。
ポケモンも新作のウルトラサンムーンが発売されてから2週間以上たちました。
本当はウルトラサン(前回がムーンだったため。サンも買ったけど放置して売った)の攻略中に逐次レビューしようと思っていたのですが、ウルトラサンはサンムーンのあくまでサンムーンのマイナーチェンジなので、ブラックホワイト2のように冒険順序が丸々変わっているわけではなく、冒険そのものはサンムーンとほぼ同じでした。なので一通り冒険が完了してからレビューしようと思いました。ブログタイトルの日数も1日ではなく、0.5日としました。次の日になるのは完全新作のポケモンシリーズになると思います。
ここからはウルトラサンでの新要素を攻略アドバイスと共に、サンムーンとの相違点もまとめようと思います。
攻略のポイント
まずウルトラサンですが、難易度がかなり高いです。ただのマイナーチェンジと思ってサンムーンと同じように攻略すると泣きを見るところが必ず出てきます。
ここでは私が実際に攻略してみて、ここをこうすればよかったとか、これ利用してすっごく助かったと感じたことをまとめます。
とにかく道具を買う
どの冒険でも基本中の基本かもしれませんが、道具(特に回復薬)は多めに買うこと。服はできる限り後回しです。
というのも今作は主ポケモンや強敵トレーナーの火力が高めの火力ゲーなので、おもしろいようにこちらのHPがごっそりと削れます。
アローラでは薬は割高ですが、お守り小判や「おこずかいポン」でトレーナーからもらえる懸賞金を増やしたり、「やすうりポン」を使用するとよい。「〜ポン」については後述。
道具は回復薬だけでなく、ディフェンダーやスペシャルガードも多めに購入すると楽。それとアーカラ島最初のポケセンで「リフレクター」、「ひかりのかべ」の技マシンも購入するとさらに楽。
ロトポンを活用する
ロトポンとはウルトラサンでの新要素の一つで、色々なお役立ちパワーを受け取れるガチャの事。下画面のロトム図鑑の目が黄色く光ったら挑戦できる。ロトムは一定時間で疲れた表情をするので、この時にロトムを小突くと高確率でロトポンが可能になる。
ロトポンは使うと一定時間効果が続くものと、戦闘時に効果を発揮するの物の二つがある。主な(役立つ)ロトポンは以下の通り。
- おこずかいポン…その名の通り、一定時間もらえる賞金が3倍になる。お守り小判と効果は重複し、その場合はなんと賞金が6倍になる。
- やすうりポン…その名の通り、一定時間ショップの値段が半額になる。技マシンに対しても有効。ただしブティックやヘアサロンに対しては無効なので注意。
- けいけんポン…その名の通り、一定時間もらえる経験値が1.5倍になる。雑魚敵トレーナーが割かし強いエーテルパラダイスやポニの大峡谷、チャンピオンロードで使うとよい。
- HPかいふくポン…戦闘中のポケモンのHPを全快する。薬代が浮く上、序盤だと効果が弱い傷薬で回復しきれないときに便利。
- みっけポン…一定時間、レベルの高い野生ポケモンと出会いやすくなる。即戦力を捕まえたい場合に便利。
- つかまえポン…一定時間、野生ポケモンの捕捉率が高くなる。捕捉率の低いポケモンが生息するところや伝説ポケモン戦で役立つ。
注意するのは時間経過のロトポンは異なる効果のものを重ね掛けできず、あとから使った方の効果が上書きされる(例えば「けいけんポン」を使った後に「おこずかいポン」を使用すると「おこずかいポン」の効果に上書きされる)。
加えてパワーのまだ残り時間があっても、リセットや電源を切るなどの行為をすると消えてしまう。ロトポンを使う場合は不用意にリセットはしないこと(使う前にレポートを書くとか)。
ヌシールを集めてぬしポケモンを仲間にする
ウルトラサンでは何かを集める要素として「ヌシール」というあちこちに張られている金色の三角形のシールを集めるものがある。このヌシールを一定数集めると、ナリヤ・オーキドからぬしポケモン級に大きいポケモンをもらうことができる。
ぬしポケモンは試練に出てくる体のでかいポケモンで、今回はそのぬしポケモンを仲間にできると考えてよい(試練中はポケモンの捕獲が不可なので、ぬしポケモンも捕まえられない)。
種族値は通常のものと変わらないがどれも即戦力級なので、冒険中にヌシールを見かけたらく集めまくって、ぬしポケモン旅パに入れるとよい。
マンタインサーフでBPを集めて技を覚える
ウルトラサンで新たなポケモンライドとして、「マンタインサーフ」と呼ばれるものが追加された。文字通りマンタインに乗って隣の島までサーフィンするというもの。技を決めて高得点を狙い、BP(ビーチポイント)を大量ゲットできる。
因みにこのBPはなぜかバトルポイントと共通になっており、バトルツリーの景品交換にも利く。今回はBPで教え技も用意されており、攻略・対戦共に有用な技が用意されている。
バトルツリー用のポケモン育てるのが面倒だという人にとっては、ここでBP稼ぎをすると効率が良いだろう。基本的にサーフの難易度が上がるほど獲得できるBPも上がるが、難易度が上がれば上がるほどメノクラゲやサメハダーといった障害物が増えるので技を決めにくい。
ウルトラネクロズマを手に入れる
冒険の最終版、ポケモンリーグ挑戦前にネクロズマとソルガレオ(ルナアーラ)をゲットできる機会が存在する。
もしポケモンリーグ挑戦前に枠が余ってしまったのであれば、是非ともネクロズマ、ソルガレオ(ルナアーラ)をゲットして、ネクロズマの真の姿であるウルトラネクロズマを手に入れよう。殿堂入り後のレインボーロケット団イベントでも十分戦力になる。
ネクロズマはチャンピオンロードの途中で上のようにうずくまっており、話しかけてバトルになる。捕捉率はサンムーンより上がっているっぽい(?)。
ウルトラネクロズマの作り方はブラック(ホワイト)キュレムとほぼ同じ。ネクロズマをゲットするとアクロマからネクロプラスソルというマシンをもらう。これは遺伝子の楔と同じで、ネクロズマにソルガレオ(ルナアーラ)を吸収させる。
ネクロズマがソルガレオを吸収すると「日食ネクロズマ(黄昏のたてがみ)」という攻撃力主体のフォルムになる。
さらにこの状態でネクロズマが「ウルトラネクロZ」というZクリスタルを持っていれば(ネクロズマが最初から所持している)、戦闘中に「Zバースト」というコマンドが表れ、「Zバースト」することでウルトラネクロズマにフォルムチェンジする。ウルトラネクロズマは防御能力は下がるが、攻撃・特攻・素早さに秀でている。特性の「ブレインフォース」は効果が抜群であれば威力が少し強化される特性なので、攻撃特化のポケモンといえよう。
日食ネクロズマはエスパー・鋼、ウルトラネクロズマはエスパー・ドラゴンとタイプが変化する。
因みに日食ネクロズマとウルトラネクロズマとはゲット前に一度対決するチャンスが存在するが、この時は2体のポケモンが合体していてモンスターボールに2体以上のポケモンを入れることができないという制約があるため、対決の時にはネクロズマをゲットできない。
サンムーンとの違い
ここから先は、サンムーンとの主な違い(新要素、新イベント除く)を述べていきたいと思います。勿論細かくやろうとすると枚挙に暇がないので、あくまで主な違いです。
ウルトラサンの評価はサンムーンと同じなので割愛します。
全体的に
- 当然だが、ストーリーがネクロズマが関わるものになっている。新たにウルトラ調査隊(下写真)というマイナーチェンジお決まりの新キャラクターも登場する。因みにウルトラ調査隊は何度か戦う機会があるが、本人曰く「ポケモンバトルは苦手」とのことなので勝ってもらえる賞金が滅茶苦茶安い。
- 一部トレーナーの追加や削除、手持ちの変更が存在する。強敵トレーナーは後述。また、狙ったかのようなポケモンの変な鳴き声もだいぶ自重されている(とはいえたまに下のようにいるが…)。
- 仲間を呼ぶシステムが調整。普通の野生ポケモンは仲間呼び出しに1回成功したら、それ以降は呼び出さない。何度も仲間を呼び出させる場合には「ビビりだま」必須になる。
- ポケモンセンターのカフェの飲み物の外観が変化。ただし、「ロズレイティー」、「グランブルマウンテン」、「エネココア」はコーヒーカップのまま。
- サンムーンで空き地だったところにアローラフォトクラブやサーフィン協会などの建物ができた。ただし空き地のままの場所もある。
- ポケモン図鑑埋めアルバイトの対象も基本的に変更されている。中には下のようなひどいものもあるので注意。
メレメレ島
- 主人公の部屋のゲーム機がwiiUがswitchに変更。
アーカラ島
- ハウの手持ちにイーブイ(後に主人公の御三家に有利なタイプに進化。)が追加。
- グラジオの手持ちにゾロア(後にゾロアーク)が追加。ゾロアークはサンムーンのニューラ(マニューラ)から変更。
- せせらぎの丘は最奥ではなく入ったところから試練が開始する。試練の内容もヨワシを追い込むことになった。
- スイレンの試練のぬしポケモンがヨワシ→オニシズクモに変更。
- 7番道路と8番道路のトンネルがダンジョン化。
- マオの試練が若干変更。ぬしポケモンに変わりない。
ウラウラ島
- ウツロイドとハウの連戦が無くなった。ワンクッションレポートを書けるタイミングができた。
- ハウの手持ちがネッコアラ→ケンタロスに変更。
- 天文台前のマーレイン戦がカット。理由は後々わかる。
- マーマネの試練が真っ暗クイズからデンジムシにパズルに変更。ぬしポケモンがクワガノン→トゲデマルに変更。
- アセロラの試練にちょっと怖い要素が追加。ぬしポケモンに変わりない。
- ザオボーの手持ちがヤドラン→ネンドールに変更。
- グラジオにやられて
死亡ぐったりしているスカル団のセリフが聞ける。 - グズマの手持ちがアリアドス→クワガノンに変更。
- ルザミーネの手持ちがムウマージ→ミミロップに変更。
以下ネタバレ要素があるので「続きを読む」を設けます。