新外伝6章「王の子は煉獄に踊る」

昨日やっとエコーズクリアしました。
第5章はドーマだけでなく、ベルクトとの決戦やアルムの試練など結構つらいMAPが多かった。その分やりごたえはありましたけどね。
今回はエコーズの最終レビューになると思います。正確にはクリア後のお楽しみで第6章というものがありますが、こちらはストーリーもないしゆっくり進めていこうと思います。
原作のレビューはこちら↓
外伝終章「マルス「J-GUN!ぼくのファルシオンどこにあるか知らな〜い?」」
原作や今までに比べて記事のタイトルがクソ真面目ですが、第5章はかなりベルクトの決戦やアルムの試練関係でかなりストーリーがテコ入れされて結構シリアスになっているので、タイトルも自然とこうなってしまいました。どんなストーリーかはここでは語りません。自分の目で確かめてください。
因みにタイトルは第5章のどこかで使われているBGMです。「王の子」が誰を指すのかも、第5章で明らかになるでしょう。

キャラクター

既存キャラクター
  • バデス、ケルべス、ベルレス、ゴールド、シルバー…原作ではそれぞれGナイト、魔戦士×2、ボウナイト×2と同じなのにクラス名になっていましたが、今回はちゃんと固有名になっていました。いやもしかすると原作でも固有名にしたかったが、間違ってクラス名にしてしまった可能性が微レ存。因みに彼らは魔物でもなんでもなく、ドーマ教団の兵士という人間。ただ肌が青白く、目の色が反転していて人間じみてはいませんが、一応断末魔に「無念」とか「ここまでか」とか言います。
  • ガネフ…アカネイア大陸のどこぞのマフー使いを思い出す名前ですが、顔グラはそいつとは全然似ていない。むしろ髭を生やした柔和な表情のオッサンという感じになっている。因みに何の言及もなかったので、もしかするとガーネフに肖って名乗っているだけかもしれない。
  • マーラ、ヘステ…ソニアの姉二人。顔つきは使いまわし感があるが、髪型が違う。マーラがセミロングで、ヘステがショートになっている。

魔物図鑑

  • リッチー…スケルトンの上位魔物。説明によると、スケルトンは人間の骨だが、リッチーはそれ以外の生物の骨らしい。とはいえ、グラはタイタンの使いまわしなので、タイタンとの違いがいまいちわかりづらくなっている。



  • 白竜…ドラゴンゾンビの上位魔物。説明もそのまんまであり、現在のスタッフが流石に匙を投げたとしか思えない。ただなぜか白竜の組織名が「魔物」ではなく、「竜の眷属」となっている。組織名までは調べるのを忘れてしまいました。


システム

  • 何度も言うように第5章ではベルクトとの最終決戦があります。ここはMAP自体は狭く、ベルクトも動いてこない上にかなり速さ落ちする射程1-3の槍を持っていますが、問題はベルクトの隣にいる魔女。この魔女はドローを持っていて味方一人をベルクトの射程に引っ張り出す上に、おまけにお互いベルクトと支援があるので、命中・回避・必殺回避が上がていて倒しにくくなっています。
  • 原作ではドーマ神殿に迷いまくっているとセリカ隊がどんどんダメージを受けてしまいますが、今回はそんなことはない。むしろ今回の話の展開上、セリカ隊の誰かがダメージを負えない状況になっているので、必然的にこのシステムが廃止されているといった方がいいかもしれない。
  • 第5章は原作ではセーブなしでしたが、今回はところどころにセーブポイントがある。というより、ドーマとの戦いでもちゃんと出撃準備ができる。こういうところは原作よりはやりやすいですが、えぐいところはえぐいので注意。
  • どこがえぐいかというと、原作ではドーマは動いてこなかったが、今回は射程に誰かいるときっちり動いてくる。なので、原作のようにジュダを無視するとちょっときつくなる。
  • 今回なぜかセーバー×ジェニーが暈されている。おそらく、セーバーをセリカ軍の主要メンバーにしてセリカとのからみを多くしたことで、動かしづらくなったのだろう。

感想

まだ第6章は攻略できていませんが、ここまでやってみた感想はやっぱり面白かったです。
最近のFEらしくかなり難易度は甘いかというとそうでもなく、体感的には暗夜よりも手ごたえがあったと思いました。とはいえ育成環境はあるので、それである程度は楽にできるかもしれませんが…。
良かった点と悪かった点をまとめると…。

良かった点
  • 何よりも外伝をリメイクしてくれたこと。
  • システムは外伝を踏襲しつつも、ある程度やりやすくなっている点。
  • キャラクターがフルボイス。
  • どことなくギアスを思い出すアニメ。
  • BGMが神。
  • ストーリーのテコ入れが違和感なかった。
  • 新キャラのベルクトがいい味出していた。
  • 困りごと解決など、やりこみ要素が増えた。
  • ワープが鬼畜でなく、魔女も弱体化されていること(なぜか思考ルーチンが自分があまり被ダメしないキャラを狙ってくる)。
  • 原作の説明がなかった魔物の細分化を、ちゃんと説明してくれたこと。
悪かった点
  • キャラ改変が目立ったこと(金髪クレアとかカマ口調レオとか)。
  • エフィがかなり末期だったこと。
  • セリカが若干騙されやすくなっていること。
  • 支援が若干原作とかみ合ってなかったこと(セーバー×ジェニーの暈しとか、ジェシーが傭兵の国に誘ったのがカムイではなくセーバーだったとことか)。
  • 第6章でアレが出てくること(別に私は気にしてはいないが)。