第2弾 第11話「犠牲」

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あらすじ

●月×日
今日、僕はスナイパーにクラスチェンジしました。同盟軍のみんな(でも見知らぬ金髪のスナイパーがこっちをにらんでいて怖かった…)やニコニコ動画視聴者の皆さんが盛大に祝ってくれました。僕の誕生日よりも心に残るいい思い出でした。
ヲルト

解説

「まぁ、大儀を成すためには小さな犠牲も必要ですしね!」
これは某縛りプレーのサイトにある一言。今回この言葉の意味が皆さんにかなり伝わるかと思います。
西ルート第11章はかなり鬼門と噂が高い章。何故かはわかります。
まず初っ端から同盟軍の市民たちが城から脱走します。勿論彼等は戦う術を持っていなく、能力も最弱(HPをのぞきオール0)、おまけに脱出ルートにはバーサーカーが待機していて、さらに追手にドルイド(シャーマンの上級職、命中率は悪いが高い魔力と高威力の闇魔法で敵を圧倒させる)が彼等に迫ってきます。無論彼等が攻撃をかわす事は皆無に等しく、戦士やシャーマンの一撃であっさり昇天してしまいます。そんな彼等の脱出に協力、成功すれば貴重な(換金)アイテムが手に入りますのでここは何としても手に入れたいところだが…、実はこの章は縛りをやるとそんな易々と市民たちを助けられるという甘い考えは通用しないのである。
まず中央にシューターが設置されていて、市民救出の妨げとなります。SFC版と違って反撃不可の攻撃を喰らうと経験値が入ってしまう為(ヲルト以外のユニットに経験値が入ったら負け。詳しくはルールを参照。)こいつの攻撃を喰らっても無視して市民を救出するという訳にはいかないのだ。シューターを破壊すればいいと思われるが、このシューターは周りを高い山に囲まれ当然破壊なんてできません。ペガサス等の救出で何とかすればいいと思われるがそうもいかない。このシューターの射程は最低で10マス、ペガサスの移動は7なのでどうあがいてもシューターの射程に入り、当然攻撃喰らえば経験値が入ってしまいます。さらにこのシューターは飛行系特効なので全然育っていない彼女たちが喰らえば当然一撃で昇天します。結果的に対策としてはヲルトがシューターの弾切れ(当たっても当たらなくても1減る)まで5ターン待つしかありません。そして、そうしている間に市民は…。
更にこの市民以外にも仲間になる同盟軍がそれぞれ別々の所から出て来て、彼等の説得もしなければいけないのです。まず東の村から出てきた海賊はギース。ロイで話しかければその場で仲間になってくれます。もう一人は西から出てくるウォーリアはバアトル。これもロイ(またはフィル)で話しかければ仲間になります。つまりロイは説得の為に西へ東へ行かなければならず、当然そのための救出隊もロイ用に使われてしまうのでとても市民を救出している暇はありません。因みにこいつらそんなに強くなく、ダメージを気にせず突進してあっけなく死んでしまうので注意が必要なのだ。
という訳で市民は残念ながら犠牲にならざるを得ないのです。まぁ、彼等の死はヲルトにとって(多分)無駄にはならないでしょうw。有り難う市民!さようなら市民!ちなみに彼等が暮れるのは力(または魔力)うpの「エナジーリング」。ルール上ドーピング禁止なので手に入んなくても一応問題にはなりませんw。
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