第2弾 第13話「伝説の騎士」

前編

D

後編

D

あらすじ

●月△日
今日も幻のお宝が眠るといわれている洞窟をロイ様と一緒に探検しました。でも、またあの野蛮な山賊がうろついていたし、暗かったし、変なガス噴き出て臭かったしで不快でした。おまけにお宝も重そうな斧だったのでがっかりです。
ヲルト

解説

今回からはリキアの西にあるミスル半島編開始です。ミスル半島はどの国にも属さない(多分エトルリア領の様な気もするけど)場所でこの半島のほとんどが砂漠である。余りにも砂漠が広すぎる為この地域は大国エトルリアも完全には把握していない。今回はこのミスル半島の南端での戦い。オープニングでもわかるようにエトルリアのクーデター派の騎士たちとベルン兵の両軍と戦わなければなりません。
何がエトルリアで起きているか分からない人が多いかと思うので、ここでちょっと簡単に解説します。かなりさかのぼりますがベルンが大陸中を侵攻する前(後だったかもしれない)にエトルリアでとある大事件が起きたのです。エトルリア王国モルドレット国王の世継ぎミルディンが不慮の事故で亡くなったという事です。あまりにも唐突過ぎたので国内では暗殺の噂もあるが、いずれにせよ一人息子を失ったモルドレットの悲しみは深く、しょっちゅう寝込みまるで抜け殻のようになり、国政すら満足に行えない状態に…。これを機に負い目にあった腐敗した貴族たちが我が物顔でエトルリアの国政を牛耳っているのです。そんな中ベルンがエレブの各国に攻めて来て、その時にその腐敗した貴族たちがベルンにつきベルンとともにエトルリアを支配しようと企んだのです。この腐敗した貴族たちが西方三島で幅を利かせていたエトルリア貴族な訳で、エトルリア将校のクレインもあの時の強引なこじつけに疑いながらも彼等に従うしかなかったのです。一度は国王の命令でリキアを助けた三軍将も、今度はその貴族たちに国王を人質に取られベルン派に付くしかなかったという訳です。つまりエトルリアで忌むべき存在はそのベルンに付く腐敗した貴族たちなのです。
かなり汚いやり口で許せませんが、こうなった以上エトルリア軍と戦わなければなりません。ここは移動の高い騎馬兵が小隊を率いてこちらに突撃してきます。移動が高いとすぐにウォルト様が囲まれそうで怖そうですが、ここもうまい地形がありさらに敵の思考ルーチンで囲まれずに済むのですw。むしろ救出目当てでたくさん出撃するとこの縛りだとかなり危険。だから最初ヲルトとロイだけでいいのか?と思うかもしれませんがこれでいいのですw。
ここにいる三軍将のパーシバルは実は仲間に出来ますがこの縛りだとパーシバル撤退に間に合いません。とは言うもののまた第15章で仲間に出来るので別に焦る事では有りません。この章では最初に三軍将の一人セシリアがベルン国王ゼフィールと戦ってあっさりやられてしまうシーンが有名です。まぁ、相手が悪いから仕方ないと思っているあなた!!それは大間違いですw!!マジで弱いのですw!!その弱さは普通の雑魚魔道士よりも魔力が低く、次章のドラゴンマスターの攻撃喰らって一撃で昇天するほどw(実話)。巷の人が魔道軍将(笑)と言っているのはそのためです。よくこんなのが三軍将になれたものだなぁと思うかもしれませんが、まぁエトルリア国王が抜け殻状態だから人を見る目も無くなったので仕方ないと言えば仕方ないのだが…w。
前回 ルール