俺の英雄戦争記 9日目

課題も一段落ついたので、思い切って一気に5章進めてみた。進歩状況は、カレーの暗黒皇帝と鬼畜孤児院長撃破。

第17章

今議題のグラ軍大量虐殺マップ。しかし流石にそんな悲劇を再発さないためか、FEスタッフが少し手の込んだことをします。
当然こちらも原作と同じくグラ兵には手を出さずにシーマ、サムソンに話しかけ仲間にします。そもそも経験値が自分と敵のレベル差で決まるから、今更レベル1の連中を倒したところで経験値の足しにもなりません。因みにシーマ、サムソンを仲間にした後にグラ兵に手を出すと…w。
進撃地点すぐのマップではスナイパーのトーマスが仲間に加わります。トーマスもさすがにアカネイアのグラに対する蛮行は見過ごせない模様。後このマップをクリアするとフロストという司祭が加わります。もしかするとこのおっさんと火竜のところに出てきたイラナイツは、アカネイア戦記に登場した人物か?ちなみにこのおっさん、試練編でマルス達が行方不明になっていた時も、マルスらに合流しようと探し回っていたらしい。…なんだかかわいそうなことしたなぁ。

  • トーマスが加入する。クラスはスナイパー。進撃地点近くの村を訪問する。
  • アカネイア兵が変更。アーチャーはスナイパー、ソルジャーはウォーリアに変更。グラ兵との混同を避けるためと思われるが、ぶっちゃけHPゲージを見れば関係ない。
  • シーマとサムソンが同時に仲間にならない。サムソンはシーマで説得する。
  • シーマとサムソンを仲間にしたのちグラ兵に手を出すと、再び敵になり、再説得不可になる。(実験しますたw。)
  • クリア後、フロストという司祭が加入する。
  • 峠道への進軍の提案がジェイガンから俺に変更。

第18章

オレルアンズの章。
原作ではかなり伸びきった配置になっているが、今作ではやや横伸び型ではあるが固まった配列であるいる。
ウルフ「見ろ!今奴らの隊列は横に伸びきっている!」いや、どう見ても固まってますw。そしてここでロシェが一人称を「ぼく」だの「おれ」だのコロコロ変えますが、ここでは「ぼく」に統一しています。
ここで「命のオーブ」が手に入りますが、効果が「HP全回復」から「HP20回復」に弱体化されました。まぁ当然か、あれもかなりおかしいアイテムだったからw。

  • 自軍の配列が横に伸びきっている状態から、固まっている配列に変更。
  • 命のオーブの効果が弱体化。

第19章

ここは原作では特にこれといった印象がなかったが、今作は前章と同じくやっぱりオレルアンズが印象に残った。
原作ではロシェしか仲間にならなかったが、なんとここでオレルアンズ全員(もちろんハーディンは除く)を仲間にすることができるのだ。ただし村訪問のロシェ以外はやはり敵、もちろん説得が必要です。しかも順序があってロシェ→ビラク、ビラクザガロザガロ→ウルフという半ばバケツリレーになっているw。説得会話は最初は若干感情移入があったたけど、次第にハーディンのに対する真の忠誠とは何かという内容になり、なかなか泣かせてくれる。ハーディンも最初彼らに「もし自分がおかしくなったら、お前たちの手で私を止めてほしい」と告げたらしく、彼もまた王としての器があるを改めて実感した。そんな彼をあんな風にしたガーネフも悪いけど、カミユの事をいつまでも忘れられないがためにハーディンの愛を受け止めずに彼に心の闇を植え付けたゆとりのビッチが一番悪い!!
ここも闘技場が存在。力・技・速さがフルカンしているソドマスのナバールバーサーカーのバーツで闘技場を荒らしまくりましたw。ぶっちゃけいえば闘技場で高確率でユニットはソドマスかバーサーカー。速さがフルカンしていればほとんどのユニットに追撃ができる上に、逆に追撃されることもないからだ。
クリア後、ボアは原作と同じく仲間にならずに死亡します。彼もハーディンを狂わせた戦犯の一人。同情は全くできません。

  • ジェイガンの「質の悪い兵士」のくだりが削除。敵の能力値とのつじつまを合わせるためだろう。
  • オレルアンズ全員を仲間にすることが可能。仲間にする方法は上を参照。
  • 高威力の魔道書使いが司祭から賢者に変更。

第20章

暗黒皇帝ハーディンとの決戦!!原作と比べるとなんかそこまで苦労はしなかったなぁ。まぁ三すくみや下馬システム削除など色々環境が変わったからか。
ミディアの処刑はめんどくさいのでレスキューでさっさと救出しました。雑魚地竜にドラゴンキラーが通用するとは思わなかった。原作でHPを1にする「ドゥラーム」が魔防無視の「グラウアー」に変更。まぁあれもバランスクラッシャーだったからなぁ。ただ目ん玉が出るエフェクトは共通か。
暗黒皇帝ハーディンはオートクレール装備のバーサーカーバーツの必殺一撃で倒れましたw。なんか拍子抜けだなぁ。ハードモードではそうは言ってられないらしいが…。ともかくこれで封印の盾は完成し、後はガーネフを倒すだけになります。原作と同じく、オーブが一個でも足りないとバッドエンディングになるのか?

  • ドゥラームがグラウアーに変更。効果は上を参照。
  • ハーディンが闇のオーブから解放されたとき、前作のターバン姿から皇帝姿のままに変更。

第20章外伝

ガーネフとの決戦の前に、例の暗殺部隊のボス、エレミヤとの決着も付けなければならない。
エレミヤがカタリナら孤児たちを育てたのは暗い暗い地下の孤児院。そこで表向きは孤児院だが、どうやらその孤児たちにあやしげなことを教え込んでるとか…。
第13章外伝と同じく索敵でどんな敵が待ち受けているか全くわからないので、こちらは「闘技場荒らしのナバール「暗黒皇帝狩りのバーツ」などの精鋭ユニットを選抜。そしたら意外とあっさり行けた。ただロングボウをぶっ放してくるスナイパーが少々うざかったが…。
ボスのエレミヤは戦闘会話も、終始自分が育てた孤児たちを「役立たず」だの「お人形」だのひどいことを言いますが、そんな彼女にも悲しい過去があった…。以下エレミヤについてのネタバレあり。
実は彼女は元々孤児たちを引き取って育てる優しい性格の院長で周囲からの評判も良かったが、戦火で孤児をすべて亡くし、その出来事があってから別人のように変わってしまったとの事。つまり彼女も戦争の犠牲者の一人にしか過ぎなかったのだ…。
ただ彼女の心が変わってしまったのはそれだけではない。彼女が孤児をすべて戦争で死なせてしまい失意の中にあった所に付け込んでガーネフが現れ、魔法をかけて彼女の心を闇にとらえてしまった。それ以来彼女は殆どガーネフのいいなりになり、孤児を引き取っては彼の思想を吹きこみ、それに反するようであれば酷い事を言い放ち、さらに彼の言うとおりにマルスを暗殺できるように孤児たちを鍛え上げ挙句の果てには魔法までかけ、それでも使えなくなったら容赦なく捨てるという冷酷非道な性格になってしまったのだ。要するに、彼女は自分の孤児たちを「お人形」と称しているが、逆に自分がガーネフの「操り人形」となっていたのだ。…哀れな話である。彼女が今まで孤児たちにしてきた酷い事に気が付いたのは、皮肉にもマルス達に破れ瀕死の重傷を負ったことでガーネフの洗脳から溶けた後であった…。
ここから先は俺の憶測。余談だが、この外伝にいる敵は殆どバーサーカーかスナイパー。感がいい人はわかるかもしれないが、これらのクラスは暗殺組織幹部のローローやクライネがこのクラスに当たり、どちらも必殺率が上昇するクラスでもある。それだけマルスを殺す気でいたのだろう。エレミヤに魔法をかけたガーネフの怨念もあるが、もしかするとエレミヤに魔法をかける際に自分の愛した孤児たちを死なせてしまった(暗黒)戦争の元凶はマルスであることを吹き込んだのかもしれない…。