ビクティニと二つの英雄

今日、ビクティニの映画を見に行って参りました。
知っている人は知っているかもしれませんが、今年のポケモン映画はなんと二本立てで、「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」と「ビクティニと白き英雄レシラム」があります。それぞれ大まかなストーリーは一緒ですが、白と黒とで話等が若干違います。詳しい違いは後述。
とりあえず更新が止まって色々映画の事やそれに付くポケモンの事を話せなかったので報告します。まず前売り券引き換えの、「Vジェネレート」(威力180、物理依存のビクティニ専用炎タイプ技唯一王涙目)を覚えたビクティニは2カ月ぐらい前に「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見に言った際に引きあえて参りました。また、今回も劇場でポケモンがもらえ、ブラックを持っている場合はゼクロムが、ホワイトを持っている場合はレシラムが手に入ります。つまり、それぞれのソフトでNが捕まえるソフトと同じ色の伝説ドラゴンが手に入ると言う事です。
さて、先程も言ったように今回は「白の英雄」と「黒の英雄」の二つがありどっちを見るか非常に迷いましたが…、どっちも見る事にしました。なんかストーリー的にも違いがあるようなので、それを比較してレビューするのも面白いと思ったし。これで今まで更新停止した分も挽回できるといいのですが…。
ここから先は概要と感想。ネタバレ注意!

概要

今回サトシ達が訪れた町「アイントーク」には、「大地の剣」と呼ばれる剣の形をした城がそびえ立っています。そこはかつて「大地の民」と呼ばれる者たちの王が住んでおり、「大地の郷」と呼ばれる所で竜脈の力をコントロールし、豊かに暮らしていました。しかし、王の二人の息子がこの国の行く末をめぐって争い、その影響で竜脈が暴走してしまいます。そこで王は自分のポケモンであるビクティニの力を使い、暴走した竜脈を大地の剣と結界で封印したのである。しかしそこで王が死亡したため結界が解かれる事は無く、1000年もビクティニはアイントークにある結界から出られなくなっていたのである。
その後大地の郷が壊滅し、大地の民はそれぞれ散り散りになってしまいます。そこで大地の郷の民の末裔であるドレッドはこの里を復活させようと、伝説のポケモンレシラムorゼクロムに力を認めてもらい、荒野にいる民のや氷河にいる民に呼びかけたのです。
そしてまた、大地の郷を復活させようとビクティニの力と大地の剣を使い、竜脈を荒れ果てた大地の郷に流し込もうとしたのです。ところが、実は大地の剣を今あるアイントークから動かすと再び竜脈が暴走すると言う秘密があり、ドレッドはそうと知らずに大地の剣を動かしてしまいます。何とかドレッドを止めようと、ドレッドに力を貸しているドラゴンに太刀打ちすべく、サトシはゼクロムorレシラムに会おうとするが…。

白と黒の違い

ここでは「白き英雄レシラム」と「黒き英雄ゼクロム」の違いをまとめています。
まず、共通する違いとして大きいのは以下の二つ

  • BGMが殆ど違う。白は曲調が若干厳かで、黒は快活な感じ。
  • 所々、トワイライトプリンセスのように鏡映しになっている。

ここからは、それぞれの違いを列挙する。物語のキーになる所は太字であらわす。

白レシラム ゼクロム
レシラムがサトシに、ゼクロムがドレッドに力を貸す ゼクロムがサトシに、レシラムがドレッドに力を貸す
ゴルーグが色違い ゴルーグが通常色
サザンドラが通常色 サザンドラが色違い
冒頭部が氷河の民の話 冒頭部が荒野の民の話
荒野の民の部分は回想シーンで登場 氷河の民の部分は回想シーンで登場
ドレッドの手持ちにゴチルゼル ドレッドの手持ちにランクルス
キーワードが理想 キーワードが真実
上映時間98分 上映時間97分
DSのガイドがジュンサーとムーランド DSのガイドがジョーイとタブンネ
OPでピカチュウの相手がダゲキ OPでピカチュウの相手がナゲキ
OPにバルジーナ、EDにウォーグル OPにウォーグル、EDにバルジーナ
EDの1シーンにドレディアボルトロス EDの1シーンにエルフーントルネロス
EDテーマタイトルが「響-こえ」 EDテーマタイトルが「宙-そら」

感想

全体的な総評として一言で言うと、面白かったとは思います。
なんかリアクション薄いと思いますが、ハリー・ポッター見た後だったからなぁ…。ハリー・ポッターの方が何倍も面白かったし。それと違いを考察しようと二ついっぺんに見たんですけど、大まかなストーリーは一緒だったので、2回続けてみるとめっちゃ疲れた。片方でも十分だったかもしれませんね。
それと今回の映画、なんかラピュタっぽくね?だって、大地の剣と呼ばれる城が空中浮遊する所とか結界作ってる黒い柱とか、まんまラピュタだったしw。あそこにムスカがいたら、色んな意味で喜びそうですよ。
それとゴルーグとレシゼクが戦うシーンがあるんですけど、レシゼクの攻撃でゴルーグが墜落します。ここでラピュタに出て来るロボットを思い出してしまい、笑ってしまったw。だって、ただでさえロボットの外見のゴルーグがあんな飛び方しちゃあ、もうロボット以外の何ものでもありません。
○スカ「あんなゴルーグが空から降ってこなきゃ、誰もラピュタを(ry」
さらに話が進むとレシゼクが雲を薙ぎ払う際に攻撃した時のアングルがまんまラピュタの雷だったし、大地の剣が大気圏外に飛び出たりビクティニがVジェネレートで黒い柱壊すのなんかバルスにしか見えないw。それとサトシ、大気圏外に出て「息が出来なくなる」とか言ってるけど、普通ならその時点で死んでるからw。
それと、今回のキーマンであるドレッド役はつるの剛士さん。まさか、つるのさんがあそこまでカッコいいとは…。ヘキサゴンでは上地雄介に負けまくっておバカーマンやっている彼が嘘みたいだ。(ここら辺読まなくていいですw)
ていうか、ビクティニのパワー、チートだろw。相性の悪いダイケンキポカブが「ひのこ」(つーか熱風)で、サザンドラズルッグの「ずつき」で確一って何よw。ゲームでは特性の「しょうりのほし」補正が1.1倍しかない癖に…。
あと個人的に残念なのはレシラムの声優が男だったのがなぁ…。レシラムは女性をイメージして要るみたいだから、個人的には声優は女性が良かった。出来ればアスタルテの声やってた人がいいな。それと…、
俺の愛人のツタージャが全く出て来なかった件に付いて
まぁ、ビクティニがめちゃくちゃ可愛かったから許そうw。