ケルディオ「聖剣士に、ボクはなるっ!!」

ども、お久しぶりです。やっと前期の授業が終わり夏休みに入ったと思ったら、研究やらインターンやら夏季キャンパスのTAやら色々あってなかなかブログが更新できませんでした。で、8月3日にはちょっと時間が空いていたので、今年のポケモン映画キュレムvs聖剣士ケルディオを見に行ってまいりました。今年は短編映画メロエッタのキラキラリサイタルと合わせて二本立てです。さらには劇場配信のメロエッタももらってまいりました。以下ゲームのメロエッタや、映画の概要と感想、そして今配信中の幻の新ポケモンを記しております。

メロエッタのキラキラリサイタル

まずは短編からの上映。ポケモン映画で短編も同時公開されるのは、2003年以来実に9年ぶりです。さらに今回の短編映画では第1〜5世代の主だったポケモンが集まっております(ベストウイッシュ本編ではピカチュウニャースを除き第5世代以外のポケモンは出てこない)。
話はタイトルのとおりメロエッタがリサイタルをやるというものですが、ニャースイワパレスのトラブルで砂嵐が起き、リサイタルに必要な音符の形をしたメロディーベリーが飛んでってしまい、それを集めるというふうに展開します。…ん?この話もどっかで聞いたような?最近の任天堂ゼル伝といい、ス○ートプリキュアをパロディってるのか?いずれにせよ、話は可愛くて楽しめました。

ゲームのメロエッタ

長編の感想に入る前に、手に入れてきたメロエッタをお見せしましょう。
メロエッタはデフォルトがノーマル・エスパータイプというポケモンですが、技「いにしえのうた」を使うことによりノーマル・格闘タイプにフォルムチェンジします。エスパーが入っている状態をボイスフォルム、格闘が入ってる状態をステップフォルムといいます。技を使うことによってフォルムチェンジしタイプが変わるので、バトル中に好きなようにフォルムが変えられるということになります。例えばボイスフォルム中に相手が悪タイプを出してきたときには、すかさずこの「いにしえのうた」を使ってステップフォルムにチェンジし悪タイプに有利になります。逆にステップフォルムで相手がエスパータイプならば、「いにしえのうた」でボイスフォルムにチェンジしイーブンになります。

この「いにしえのうた」は通常のメロエッタは覚えることができません。覚えさせるためにはヒウンシティのスリムストリート(左から2番目の小路)にあるカフェで、メロエッタを連れた状態でギタリストに話しかける必要があります。そうすればイベントが起き、メロエッタが「いにしえのうた」を覚えるようになります。

↑ちなみにこれがボイスフォルム時

↑これがステップフォルム時のパラメータです。
ボイスフォルムは特攻・特防が高くなり、ステップフォルムは攻撃・素早さが高くなります。因みに戦闘中にステップフォルムになっても、戦闘が終了すると勝手にボイスフォルムに戻りますので、ステップフォルムの正面からの姿は見せることが出来ません。悪しからず…。

キュレムvs聖剣士ケルディオ

さて短編が終わるといよいよ長編の始まりです。
話としてはまず、3剣士コバルオンビリジオンテラキオンに鍛えられているケルディオが、自分も聖剣士であることを認めてもらいたいためにキュレムに勝負を挑みます。…が、結果は惨敗。恐れを抱いたケルディオは逃げ、そこでサトシ達と合流します。キュレムは逃げたケルディオを許せず、執拗に追い掛け回します。怯えるケルディオにサトシ達が励まし、そしてケルディオキュレムにリベンジする!…というのが話の流れです。
以下感想。ラストのネタバレも含むので反転注意!

まず個人的な感想を言わせてもらうと、ルギア爆誕と同じぐらい駄作だったと思います。
まず理由の一つとしては、今回は感動して泣けるポイントが0だったことです。他はルギア以外どっかで泣けたけど、今回は全く感動もしなかった。というのもポケモン映画の定番である、ラストあたりでキーポケモンと何らかの形で別れる、一旦死にかけるが復活する部分が皆無だったのがなぁ…。キュレムケルディオのどっちかが死にかけるっていうのだったら良かったのに。
第二に、ラストでケルディオが「覚悟の姿」に変わりキュレムにリベンジするんですが、結局負けました。普通アレで負けるか?ここは勝つべきか負けるべきかは賛否両論かもしれませんが、俺は勝って欲しかった。だって、今回の話はサトシ達と関わってケルディオの心も成長するって話なのに、その結果も実らなかったってねぇ…。まるであれだけ鍛えたのに、それでもあっさり敵に負ける○LEACHの黒○一護みたいでした。というより、序盤で「ボクはキュレムと戦える!」といきがっていたのも一護そっくりだったしw。
第3にロケット団が全く本筋に絡んでこないっていうのも不満だった。ポケモン映画の長編ではロケット団が必ずラストあたりで「いい感じ〜!」(いつもどおり「いやな感じ〜!」の場合もあるが)で締めくくるのが良かったのに、今回はそれが全くないのも残念極まりなかった。
結局今回の映画はつまらなくはなかったけど、かと言って面白いというわけでもなかった。ぶっちゃけメロエッタ取りに行っただけって思えるような映画でした。オススメは…あんまできないなぁ。

ゲノセクト

さて、ケルディオメロエッタの他にも実はもう一体幻のポケモンがいます。その名も…
ゲノセクト
しかも、今回の映画の最後にその姿が確認できます。来年の映画の主役になる可能性は大いにあります。
このゲノセクトですが、なんと8月11日〜9月14日まで配信されるそうです。
http://www.pokemon.co.jp/info/2012/07/120714_g01.html

というわけで早速引き換えて参りました。タイプはハッサムアイアントと同じ、虫・鋼タイプ。特攻が優れていて、その他も軒並み高め。専用技「テクノバスター」はP2ラボで手に入る特定のカセットを持たせることで、技タイプが変化します。