暗夜・解析攻略プレー その3

通勤中に勧めたところまでをば。
前にも触れたと思うが、FEifの子世代外伝はいつでも挑戦可能ではあるが、難易度は本編の進行度合いに依存する。つまり、本編のストーリーが進めば進むほど外伝の難易度は高くなる。
ここでの外伝の攻略は本編のストーリー前半が多いので、ストーリー後半で外伝をやる場合はここの攻略が通用しないこともあるので注意されたし。とはいえ暗夜の外伝もストーリー後半になるときついものが結構あるので、なるべく早いうちに(できれば16~7章前後)までに攻略することを勧める。

外伝「闘わぬことの意味」

  1. 12章攻略までに出しておきたい外伝その1。ジョーカーが結婚していればでてくるMAPだが、主人公が男の場合はジョーカー加入が16章なので外伝の出現も結構先になる。なおここはモズメ外伝と同じく共通MAPなので、敵は相手がノーダメだろうと攻撃があたらなからろうと普通に攻撃を仕掛けてくる。
  2. まず、屋敷の右側から回りこんで忍の小隊を壁越しに撃破する。小隊長の上忍は経験値が結構あるので、なるべくレベルの低いユニットにとどめを刺させたい。なお、ここから屋敷内に入るとき扉を開けるので、鍵開けを持ったユニットは必須。
  3. 忍の小隊の次は弓使いの小隊と相手することになる。厄介なのは小隊長の弓聖で、必殺が高くて下手すると釣るときにやられる可能性がる。釣り役には青銅系の武器を持たせたい。
  4. 屋敷北側の小部屋には同盟軍のディーアと4人の使用人のアーマーが守っている。1~2ターン目は近くの侍が襲ってくるが、同盟軍のアーマーがドヤ顔しているあたり敵ではない。ただし、侍がやられた次のターンに左から槍術士の小隊が来る。普通の槍術士ならまだしも、小隊長の槍聖相手には流石にやられる可能性が大きい。何よりも経験値も奪われるので、槍術士の小隊が到達する5ターン目までにはディーアの小部屋の前で自軍の壁を張っておきたい。
  5. 槍術士の小隊がやられると順に鬼人の小隊、剣聖×2、ボスの陰陽師がやってくる。落ち着いて射程範囲を調べながら相性の良いユニットで対応しよう。なお鬼人の小隊長の修羅はしれっと魔法を持っているので、物理壁を張ったら魔法で落とされたということが無いように。
  6. このMAPのクリア条件は敵将の撃破なので、どれだけ敵が残っていようとボスの陰陽師さえ倒せばゲームクリアとなる。しかもこの陰陽師、初期配置地点すぐ左側の扉をはさんだ壁向かいにいる。つまり1ターン目で左の扉を開けて陰陽師を倒せば1ターンでクリアとなる。ストーリー後半で同盟軍アーマーの生存が厳しくなったらこの戦法もあり。だが、その他の上級職の経験値を捨てることになるので、なるべく早い段階で挑戦し敵の全滅を目指そう。
  7. 同盟軍扱いのディーアはジョーカーで話しかければ仲間になるが、同盟軍のまま生存していても加入する。ただし同盟軍の状態でロストすると加入しないので注意。同盟軍のアーマーは生存していれば色々アイテムがもらえる。なるべく全員生存させよう。

外伝「願いの薬草」

  1. 12章攻略までに出しておきたい外伝その2。スズカゼが結婚していれば出てくるMAP。白夜ではスズカゼの生存が確定していないと現れないため16章以降の出現とかなり中盤となるが、暗夜だとそんなことはなく序盤でも出現可能。モズメ、ディーア外伝と同じく共通MAPなので敵は相手がノーダメージだろうと(ry。
  2. ボスのドラジェが離脱前にドラジェを倒さなければいけないMAP。当然ながらドラジェが離脱したらゲームオーバーとなる。MAPはSの字を反転させて横に倒したような入り組んだMAP。ドラジェは初期配置から飛行系以外は移動不可の森を挟んだところに部下を引き連れている。飛行系(というかカミラ)がいればかなり楽。ただし、ドラジェやシーフの弓に注意。
  3. 律儀に道なりに進めば十中八九ドラジェには追いつかない。ただしあちこちにある竜脈を発動させることで深い森を焼き払い、ショートカットできる。なので竜脈が使える王族を何人か連れて行き、これを利用して先回りしよう。
  4. ドラジェの小隊は射程範囲に敵がいれば襲い掛かるがいないときは逃げるのを優先するので、これを利用してドラジェの部下を一人一人倒しておこう。幸いドラジェは近接攻撃の手段がないので、部下が全員倒れたら助けてエイリーク四方を囲んでドラジェを足止めしよう。
  5. ミドリコは戦闘開始時から自軍で、敵は初期配置増援共にそこそこ上級職も多い。上級職は釣ってなるべくミドリコに経験値をあげたい。ただし、必殺が高いバーサーカーや移動の高いパラディン、レブナントナイトには注意。
  6. ドラジェは地味に捕獲可能。捕獲できるボスの中ではやたら幸運の成長率が高いので、見た目はともかく使ってみる価値はあるだろう。ただし、捕獲役のゼロも弓使いなのでどうしてもドラジェの反撃を食らってしまうことに注意。

外伝「究極最強の魔書」

  1. 12章攻略までに出しておきたい外伝その3。オーディンが結婚していれば出てくるMAP。残念ながら暗夜キャラの子世代なので、敵はノーダメ相手には攻撃してくれない暗夜AIだということは認識しておこう。
  2. まずは移動力の高いもので、4つの村を訪問しよう。4村とも訪問すれば魔道書をくれる。特に3すくみが反転する「逆神・艮」は欲しいところ。ただし右上の村は村を壊しに行くシーフ、左上は近くに弓使いがいるため飛行系は注意。
  3. オフェリアは最初から自軍。敵に上級職はいないが、なるべくオフェリアに経験値を与えたいところである。ただ敵は暗夜AIのため、釣り役はダメージが通るものでないと釣られてくれないことに注意。
  4. 上と下から傭兵と忍とシーフの援軍が壁を壊してやってくる。なるべく壁破壊でもたついている間に訪問できる4村を抑えて迎撃したいところ。
  5. 援軍が村に入るころにはボスのセノウの小隊も動いてくる。ボスのセノウも地味に捕獲可能。セノウもドラジェと同じく弓使いなので捕獲役のゼロではどうしても反撃を食らうことに留意。

12章「昏き企み」

  1. エリーゼが病気で出撃できなくなる。杖使いがジョーカーだけでは心もとないため、ディーアも出撃させたい。(いなくてもクリアできるがいるのとでは難易度が大違い。)また、敵は薬商人や忍が多いため間接攻撃できるユニットは多めに出撃させること。
  2. 16ターン以内にリョウマの撃破か、リョウマの後ろ側の赤マスにカムイを突破させることが条件。当然ながらリョウマは強いのでたいていは突破を目指したほうが良いだろう。因みにOPでラズワルドとピエリがリョウマ相手に善戦しているが、ゲーム内では当然あっさりやられるので注意。
  3. MAPのあちこちに良薬または劇薬入りの壷が置かれている。これは誰が攻撃しても一撃で破壊でき、破壊すると良薬の場合は壷から2マス以内のキャラが回復orバフ、劇薬の場合はHP半減、1ターン魔法使用不可、移動不可、デバフと悪い事尽くしになる。壷の中身が良薬か劇薬かは壷にカーソルを合わせるか、MAP全体図で壷の色(良薬は水色、劇薬は紫色)を見ると良い。
  4. 初期配置地点も壷でふさがれているが、必ず良薬があるのでそれを壊して進んでいこう。MAP中央も良薬しかないが、近くにいるサイゾウ&カゲロウコンビもバフすることになるので、間接攻撃で壷越しにサイゾウ&カゲロウコンビを撃破してから壊したい。
  5. サイゾウは魔法武器、カゲロウは普通の武器を持っている。なので、釣る際は守備・魔防共にあるカミラが適任。サイゾウの場合自分から攻撃してHPが半分以下になると個人スキルの「爆炎」で自分もろともダメージが加わるので注意。カゲロウは個人スキルが「暗器返し」なので、間違っても暗器で攻撃しないこと。
  6. リョウマのところに行くためにはどうしても劇薬入りの壷を破壊しなければならない。あまり使用しないユニットで劇薬入りの壷を破壊して、そのキャラ以外で突撃したほうが安牌。自信があるなら、サイゾウ&カゲロウコンビがいた近くの竜脈を発動させてMAP上の壷をすべて破壊させよう。竜脈発動後は敵がなだれ込んでくるが、向こうもデバフでフラフラの状態なのでこちらの軍が強ければ問題はない。ただし、竜脈を発動する際は自軍ユニットが劇薬入りの壷から3マス以上離れた事を確認した上で使うこと。
  7. 左右の小部屋に宝箱があるが、左はフリーズ、右はドロー(敵を自分のところまで引き寄せる)もちの巫女がいる。特に厄介なのが右のドローもちで下手に宝箱を解錠するとドローで引き寄せられて、近くの防陣侍に滅多斬りにされてしまう。カムイがいつでも突破できるような状態になったら宝箱を解錠して、その後でカムイを突破させればOK。
  8. 自信があるならリョウマも倒してみよう。リョウマは素の状態では強いので、先にリョウマ近くの劇薬壷を割ってリョウマをデバフさせると倒しやすくなる。とはいえそれでも負けるようであればおとなしくカムイを突破させよう。

13章「反乱鎮圧」

  1. 白夜と同じくシュバリエ公国が舞台だが、初期配置地点は全く逆となる。敵はアーマーや騎馬が多いので斧と弓使いはいれること。前章に比べると出撃人数が急に減ったので、精鋭を連れて行くと良い。
  2. まず右は呪い師、左はアーマー、下からアーマーと防陣を組んだドラゴンナイトがくる。呪い師軍団はシーフやダークマージ、アーマーは斧使いやアーマーキラー持ちで対処しよう。アーマーと防陣を組んだドラゴンナイトは2~3ターン目に初期配置近くに到達するので、先にドラゴンナイトを弓で射落としてアーマーを倒そう。
  3. このMAPは反時計回りに進むのがお勧め。2ターン目までには陰陽師のオロチと交戦しておきたい。2ターン目に左上の門からシャーロッテ&ブノワコンビが自軍の増援として現れる。アクアや防陣でシャーロッテを弱ったオロチのところまで進めてとどめを刺そう。なお、オロチは「逆神・艮」を持っているせいで弓や斧に弱くなってる。
  4. オロチを撃破したら右側のユウギリの射程にブノワを置いて釣り、こちらもシャーロッテでとどめを刺そう。シャーロッテが攻撃をはずしたら素直に弓使いでとどめを刺そう。なお、このときユウギリと一緒に来たソシアルナイトの対応を忘れずに。とくにこいつらはビーストキラーを持っているので、こっちにソシアルナイトがいる場合は注意。
  5. ユウギリ隊が一段落したら、左下のドラゴンナイトを釣ってクリムゾンも誘導しよう。クリムゾン隊は間接攻撃の手段がないので弓であっけなく落ちる。直接攻撃をする場合はクリムゾンの個人スキル「勝利への執念」(HP1/4以下で必殺率上昇)に注意。自信があればユウギリ隊とクリムゾン隊同時に相手しても良いかも。
  6. 3ターン目にはクリムゾンのいる辺りから村を破壊しに来るシーフが出てくる。こいつの移動歩数は3歩しかないが、なるべく5ターン目ぐらいにはユウギリ隊とクリムゾン隊を撃破し、このシーフも倒しておこう。因みにシーフは村の破壊を最優先するため、釣られてくれないことに注意。
  7. 最後に右にいるタクミを釣って助けてヒノカ姉さん四方を囲んでおく。タクミは弓聖で必殺率が高いので釣る際はアーマーにアーマーを防陣させて守備力を上げておくこと。タクミと同時に来たアーマーの対処も忘れずに。
  8. タクミの助けてヒノカ姉さん四方を囲んでおけば後は安心。シーフから死守した村を全て回って、それが終わり次第タクミをぶっ飛ばしてゲームセットだ。

ユニット評価

  • ディーア…ジョーカーの息子。白夜では貴重なロッドナイトだが、暗夜だとエリーゼフォレオなど強力なライバルがいるため霞んでしまうというサイラスと同じ目に遭う。力魔力共に及第点なので、母親しだいにもなるが魔力が高ければストラテジスト、力が高ければバトラーにしよう。
  • ミドリコ…スズカゼの娘。白夜暗夜ともに初期職が唯一の薬商人で、暗夜だとモズメと同じく彼女の存在が難易度を左右する。幸運の成長率が高い上に個人スキル「幸運のおまじない」で幸運の確率で発動するスキル発動率が2倍になる。なので、上級職を大商人にして「左うちわ」(7ターン目まで幸運の確率で小判を入手)で小判を入手しやすく、暗夜での金欠を補ってくれる。それ以前に大商人は暗夜で貴重な兵種特効を受けない槍使いなので、戦力としても十分価値はある。
  • オフェリアオーディンの娘。元剣士の父親と違って祖母からの隔世遺伝からか魔力関係の伸びが非常に良く、ニュクスと違って幸運も高いので必殺による事故死も少ない。ただ、守備やHPは(母親にもよるが)低いので前線には立たせないこと。個人スキル「乙女心の躍動」で魔道書を3冊以上持ってれば必殺率が上がるのもポイントで、この状態でミョルニルを装備させればキラーアクスバーサーカー級の必殺率と破壊力を持つ。
  • ラズワルド…マークス臣下の傭兵。覚醒の誰かさんとそっくりだが本人である。同じ傭兵のルーナと比べると安定した成長率を持つが、如何せん傭兵なので忍には相性が悪い。ただ(なぜか)その忍の素質を持っているので、いっそのこと忍に転職するのもあり。忍の暗器によるデバフと個人スキル「青の踊り」(1ターン力と速さが1だけバフ)による応援でサポートキャラとして運用するのも面白いだろう。
  • ピエリ…マークス臣下の女騎士。同じソシアルナイトのサイラスと比べると力・技・速さ・魔防が上がりやすい。しかも個人スキル「殺戮本能」で自分から敵を倒せば力・魔力・技・速さが4だけバフする。ここまでくれば強そうに聞こえるがHPと守備の伸びは悪く、物理に対しては打たれ弱い。マークスが安定して強いのも一因だが、起用する場合は白夜編で敵として出てきたときと同じくグレートナイトにするのが良いだろう。
  • ブノワ暗夜王国の国境警備兵の強面アーマー。速さ以外の全ての成長率が高水準で、下手するとエルフィの期待値よりも上回ることもしばしば。速さが極端に低いが、ジェネラルで「守備形態」(相手も自分も追撃が発生しない)を取得すれば気にならない。エルフィがへたれたらこっちにシフトしよう。
  • シャーロッテ…ブノワの同僚の女戦士。見た目に反して腕っ節が強く、その設定どおりHP・力・速さの成長率がすさまじいことになっているバーサーカーらしい成長をする。勿論上級職はバーサーカーを勧めるが、そうすると極端に守備や技が上がりにくくなるので一旦勇者にして技と守備をある程度底上げしてからバーサーカーにするのもあり。幸運の成長率も及第点だが、バーサーカーは必殺回避にもマイナス補正がかかるため、幸運が成長しても必殺回避が上がりにくいことに留意したい。個人スキルは女性相手に必殺率が上がる「女の本性」で女性(特に聖天馬武者と金鵄武者)相手にキラーアクスで攻めると必殺率が酷いことになるw。